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新規事業(スタートアップ)における0→1フェーズでの鉄則

※ WIPです。新規事業フェーズのプロダクトに関わって学んだことのまとめメモです。

「作ってみないとわからない」という魔法の言葉に惑わされてはいけない

  • 「作ってみないとわからない」という言葉は、プロダクトをつくらないと検証できない仮説以外のあらゆる仮説を検証済みで、プロダクトをつくって検証したい項目が明らかになっているときに初めて使ってよい言葉である
  • 作り直しのコストはもちろん、一度プロダクトを構築してしまうと、運用・保守コストが発生するのを忘れてはならない

MVP構築時に事業視点を持つエンジニアをすべての会議に出席させるべき

  • 企画だけがつくりたいものを設計(要件定義)すると、MVPの質が致命的に悪くなる
  • 新規事業であればあるほど、将来どんなシステムが必要になるか?を考えることがスケール時の早さに直結するので、それをえがけるエンジニアをメンバーの中心に入れること
  • 逆に言えば、そういうのを考えれる(事業視点をもっている)エンジニアをいかに早い段階でジョインさせることができるか?が鍵となる

小さくてもいいから市場を独占せよ by ピーター・ティール

  • PayPalの創業者ピーター・ティールが主張している「小さくてもいいから市場を独占せよ」は鉄則であり、0→1フェーズで無駄に市場を広げてはならない
  • プロダクトを作って検証したい項目の対象市場が広がる時点で仮説づくりが下手くそであり、無駄に広げることで運用・保守コストが増加してしまう(MVPで限られたスコープの市場を検証してから、他の市場に広げていけるのか?という仮説を持って検証していく)
  • 一度広げてしまうと、縮小するのは不可能に近い(一度業務が回ってしまうと、引き剥がすのは本当につらい)

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