JavaScriptというとWebページをちょこっとかっこよくするため、jQueryを少しいじる程度でした。そのため、いろいろなサイトのクックブックをコピペしてちょこっと書き換えて動かすことしかしていなかっため、JavaScriptについてしっかり学んだことはありませんでした。しかし、Chrome拡張を作るにあたって詳しくJavaScriptについて学ばないといけないと悟りました。そこで最初に手をとったの「開眼!JavaScript」を今回ご紹介します!
「開眼!JavaScript 言語仕様から学ぶJavaScriptの本質」の内容
オライリーの本にしてはすごい薄い本で、全部で170ページほどしかありません。しかし、JavaScriptを表面的にとらえるのではなく、オブジェクト生成の本質的な部分からプロトタイプチェーンなどのJavaScript特有の言語仕様をコンパクトにしっかりまとめられている素晴らしい書籍です。
JavaScriptでは全てがオブジェクトのようなふるまいをする
というフレーズを理解するための書籍となっています。
「開眼!JavaScript 言語仕様から学ぶJavaScriptの本質」はどんなひとにおすすめ?
この本を読むとJavaScriptについて完璧になるというわけではなく、JavaScriptを習得するための登竜門のような本だと思います。したがって、JavaScriptの文法とか表面的には学んだけどしっかり深いところを理解はしていない方、Chrome拡張やライブラリ等、大規模な開発を行うための知識を付けたい方におすすめです。具体的には、以下の質問に答えることができるようになります。
- プリミティブってオブジェクトとは違うの?
- thisの正体とは?
- JavaScriptのスコープってどんなのがあるの?
- プロトタイプチェーン(継承)って何?
- スコープチェーンって何?
JavaScriptを勉強していて、上記のような疑問が浮かんだ方ぜひ読んでみてください。